低反発マットレス - ウレタン素材

10数年程前からでしょうか。

 

新聞や広告、CMで頻繁に『低反発マットレス』という言葉を見たり聞いたりするようになったのは。

 一時ほどの勢いはないかもですが、ホームセンターや百貨店でも必ず見かけますね。

 

今回は低反発マットレスとは何か?良いのか、悪いのか?直球で書いています!

さて、低反発マットレスといえばどういったイメージをお持ちでしょうか?

『NASA』

『触れると気持ちが良い』

『身体が沈んで包み込まれるような感覚』

 

実際に私自身も一生のうち3分の1は眠っているという知識があったため、寝具にはこだわっていました。

大変有名なメーカーT社の○○万円の低反発マットレスと低反発枕をセットで購入し使っていました。多くの方が共感されると思いますが、その独特の柔らかい触り心地は快適でした。

 

寝た瞬間の心地良さは最高でしたが、体圧が掛かる腰やお尻あたりが埋まってしまい、朝目覚めたときには頭と衣服とマットレスが色が変わるくらいに汗で湿っていました。

これは、人間は睡眠時には200ml~600mlの汗をかくといわれており、マットレスに体が埋まることで密着し、通気性が失われたから蒸れたのですね。

 

汗で汚れたマットレスを使い続けるは、枕だけをまずは実験でドライモードで丸洗いしてみました。(本当はいけないのですが)

結果は中身の形が崩れ、グシャグシャになってしまい寿命が来る前に使い物にならなくなりました。

 

私が低反発マットレスと低反発枕を個人的に感じたのは、以下の通りです。

・ベッドに腰を掛けてからの立ち上がりが不安定

・身体が埋まるため寝返りがうちづらい

・メンテナンス性に問題がある(洗濯ができないため、清潔な状態を保つことが難しい。)

・マットレスの中心部(腰が触れる部分)はどんどんへたっていった。

・低反発マットレスが原因とは断定できませんが、腰痛がひどくなってしまいました。

 

一番の特徴は、人間の背骨はきれいなS字カーブを描いており、頭部(8%)や肩(33%)、腰およびでん部(44%)、脚部(15%)に荷重がかかりやすくなっております。

マットレスとはそれをどれだけサポートするかが、快眠をサポートするマットレスの価値だと思っております。

 

肩こりや腰痛や悩んでいる人にとっては、寝心地よりも肩こりや腰痛を改善したいと思われいると思いますので、迷わず高反発マットレスをオススメいたします。

 

高反発マットレスについてはハッキリとした基準がないのも事実なのですが、それは改めて書きたいと思います。

 

スウェーデンベッド代表

山本泰司